パリの半日観光とか偽私服警官とかあったので二日目は夕方を待たずに
ホテルに帰って来たのでした。
この旅での夕食は国際展示場の地下にあるスーパーで総菜を買って
ついでに洋物のビールを買って済ませていました。
レストランでは座る席によってチップの値段が違う・・なんてガイドブックに書かれて
いたので、パリでの夕食は一度もレストランで食べた事がありません。
明けて次の日、翌々日アヴィニョンに行くためのTGVのチケットを買うために
リヨン駅まで行きました。
展示貿易センター駅からは一本でしたが、念のために若くて美しい女性に
「この電車はリヨン駅に行きますか?」と聞きました。
「はい。」との答えが。
リヨン駅ではマルセイユ往復のチケットと行きは普通座席のTGVで帰りは
ファストクラスのTGVのチケットを購入しました。
マルセイユまで行けば地中海が見られるはず。
午後はエッフェル塔に登る事にしました。
エトワール メリィディアンホテルにある地下鉄の駅から
エッフェルタワー駅までは4駅です。

ここで大失敗をしてしまいました。
キオスクで「エッフェルタワー?」とか言ってホームを指さしたら
キオスクのおばちゃんは「そうだ」と頷いたので、そこから地下鉄に
乗りました。

しかし、いつまでたってもエッフェルタワー駅には着きません。
その時におかしい・・・と思えばいいのですが、しばらく地下鉄に乗って
いたら、いつの間にか地上に出ていました。
車内から見えるエッフェル塔は羽田空港から見た東京スカイツリー(当時は無かった)
くらいの大きさに見えました。
私は、次の駅で地下鉄を降りて反対方向の地下鉄に乗ろうとしたら、何と
ホームごとに改札があるではありませんか。
無駄に一枚回数券を使ってしまいました。
そして1時間以上かけてエッフェルタワー駅に到着しました。
決してキオスクのおばちゃんが悪いわけではありません。
何も買わずにホームだけ聞いた私が悪い。

セーヌ川を左手に見ながらエッフェル塔まで歩きます。
4時くらいだったでしょうか。
暗くなるのが早いです。

そして、エッフェル塔の下まで来た時に、エレベーターに乗るために
並ぶ人の数に驚いてしまいました。
確かに夕景を見るにはこの場所が一番でしょう。
私は今回の旅でのエッフェル塔の搭乗は諦めました。