本来ならば島を車で一周するはずでしたが、色々と寄り道をしたために
途中でルートを変更しました。
地図では真ん中を南北に走る道を通り空港まで帰ることにしました。

ここで見つけたのは遣隋使だった小野篁が隠岐に配流された時に仁王像を彫ったものがある
と言う満願寺です。

山門の格子の隙間にデジカメを入れて写真を撮ってみました。

写真を撮っていると住職がお昼時にもかかわらず出てきてくれました。
「この前、NHKが取材に来た時に、この格子を外したんだけど、面倒でね。」と
言うので私は時間が無い旨を伝えたのです。

が、どこから来たの?え?千葉から・・
千葉には弟がいるんだよ。
と言って私を本堂の中に入れてくれたのです。
その外にも小野篁が彫ったとされる仏像を見させていただきました。
ちなみに副遣隋使だった小野篁が隠岐に流されたのは838から840年の約二年間でした。
まあ、小野篁は同じ遣隋使の友達に裏切られて船を交換させられて隋には行けずに、結果
配流となるのですが・・何となく私の人生に似ているのかな。
その時に読んだ百人一首の歌が 第11首
わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと
人には告げよ 海人の釣舟